以前、「ジョルジョモランディ展」でお世話になった兵庫県立美術館。
今回は現在行われている「ポンペイの壁画展」のブロガー向け内覧会に着物妻と参加してきました。
まずは学芸員さんによるスライド解説。
そしていよいよ会場に向かいます。
内覧会は閉館後に行われていて一般のお客さんはおらず、普段はできない撮影もさせていただけます。
また、学芸員さんも一緒なので、疑問点などを直接お伺いしたり。
とっても有意義。
入り口近くにある壁画。
ってこれだけだと大きさがイマイチわかりませんが……
人とくらべるとこれぐらいの大きさ。
うーん、これは描くのも、日本まで運んでくるのも大変だろうな……
因みに今回の壁画展の壁画は基本的に室内に書かれたものだそうです。
うーん、こんな大きな壁画が描かれた建物ってどんなだろう。
欠落部分が多いけど、このあたりの青と赤は綺麗な〜
2,000年近く前の壁画の色がこんなに綺麗に残ってるなんて♪
顔料の展示もしてました。
そして、どんな道具で描いていたかも。
コンパスとかももう使われていたんですね。
有名な犬の壁画。
犬のよこに「シュンクレトゥス」と書かれていて、この犬の名前だと言われています。
ところでこの壁画ってどういう構図なのでしょうか?
私には鳥の絵が入った額縁と植物があって、シュンくんシュンちゃんは額縁の前に座っているように見えます。
でも、見ようによっては額縁から抜け出してきているようにも?
そして、シュンちゃんの前脚を見るとちょっと骨が見えているようにも……
因みに今回の展示では「シュンちゃん」ってキャラクター化されてました 😉
こちらは部屋の三面にわたる壁画。
美術館の部屋の大きさと合わなかったためにすきまがあいてますが、本来はこの壁画が三面全体に描かれているようです。
薄いベール?の表現が凄いな〜
2,000年も前にしかも壁画でこんな繊細な表現ができるなんて。
こちらも鮮やかな色使い。
現代のポップアートですと言われても信じちゃうかも (^^;
最後にもういちどお部屋に戻って……
の途中にこんなの発見。
他の人は素通りするなか、我が家はガッツリと喰い付いて写真撮っていただきましたwww
あっ、我が家が撮っていると、他にも何組か (^^;
本当に最後はもう一度お部屋に戻って、質問会。
自分と同じことを疑問に思う人もいるな〜とか。
ほう、そういう風に観てたのね〜とか。
人の感想や質問を聞くのは面白かったです。
2016年12月25日(日)
まで。
興味のある方は是非♪
コメント