福州元祖胡椒餅を食べた後に向かったのは、この辺りにきたもう一つの目的地、東三水街市場にある「阿婆油飯」。
油飯とは台湾風のおこわのことです。
市場でお土産などを物色しながら阿婆油飯に行ったのですが、油飯はもう少し後で炊き上がるとの事。
こちらのお話はあとで書くといたしまして、時間つぶしに再度、市場やその付近をうろうろしていた時のお話。
『店先』の冷蔵庫の上にネコちゃん発見!
エサを食べ終わった直後なのか、空の皿の前で眠たそうにごろ〜ん♪
と、猫の写真を撮っている時に『店内』が目に入る。
中にはテーブルを囲んでいる『お客さん』が2組。
入り口付近に男性3人組、奥の方に男性と女性のカップル。
服装からして地元のおっちゃん、おばちゃん達?
雰囲気的にこれは日本人観光客は絶対入らないよな……
ってか日本人に限らず観光客は入らんやろ!って感じの『お店』。
旅先ではなるべく地元の人が行くようなお店に行きたい!ってのが我が家共通の考え。
猫ちゃんにも当然店の中にも気づかずに通り過ぎた着物妻を呼び止め、「なんかディープと言うかローカルというかええ感じの『店』があるけどどうする?」と伝える。
もちろん「入ってみよう!」と即答 (^^;;;
中に入ると奥にいたカップルの方の男性の方が立ち上がって近づいてきた、あれもしかして『お客さん』じゃなくて『お店』の方?
しゃべれないので3人組のテーブルのお茶セットを指してお茶飲めますか?と身振り。
すると、自分達がお茶を飲んでいたテーブルのお茶を下げて、そこに座れと。
一緒にいた女性は奥に入っていったので、こちらも奥さんか何か『お店』の人だったのか……
そして、減っていたポットのお湯を満タンにしてくれ。
注文も聞かずお茶セットが出てきた。
別にがっつり台湾茶を楽しもうとか食事をしようと入ったわけではなかったので、「お茶の種類はないの?」とか「食べ物のメニューがないの?」とか聞かず、だまってちょっと一服。
テレビを見ていると卓球の福原愛ちゃんの結婚のニュースが流れ、言葉は通じないけどおっちゃんらと「愛ちゃん、日本人やな〜」「旦那さんは台湾の人?」みたいなコミュニケーションを取りつつ、そろそろ油飯ができる時間なのでご馳走さま〜♪
ちょっと値段忘れちゃったけど、安かった記憶。
まあ銘柄も何も聞かれずに出てきたお茶なので安いヤツだろうと納得して『お店』を出る。
お外の猫ちゃんは寝返りはうってるけど爆睡中www
さて、この記事を書こうとした時に、この『お店』の店名も見てなかったなと店舗外観の画像を見るがそれっぽいものが見つからず orz
仕方がないのでお店の位置(「阿秀伝統切仔面店」というお店から数軒南)からそれらしき『お店』を探すも見つからず orz
色々と画像を見ていると店内に
舺艋
社興復金
と書かれた額を発見。
何かの手がかりにならないかと検索してみると。
あっ、左右逆書きだから「艋舺金復興社」か、検索するとFBの公開グループやらYoutubeで動画が出てきた。
えっ宗教関連?
単に『店主』がその宗教を信仰してるのかなとも思ったのですが。
店内の画像を再度見直すと、普通だったら『お店』の壁にはメニューとかが貼られているけど、この『お店』の壁に貼られていたのは
・ホワイトボードに書かれた艋舺金復興社の「爐主」「副爐主」「頭家」の表(端に「丙申年」と書かれてた)
・同じく別なホワイトボードに書かれた艋舺金復興社管理委員会の委員の表
もしかして、この『お店』、いやココって……
このお祭りの事務局みたいな場所?
いや、真相はわからない。
もしかしたらお店なのは間違いなくて、事務局を兼ねているだけなのかもしれない。
でも、もしかしたら、もしかして、、、俺たちは知らんお祭りの事務局に入っていって、お茶していた可能性が?
まっ、お金払ったからえっか? (^^;
(もしかしたら僕らが出たあとで、「あの日本人、事務局に入ってきてお茶飲んでお金はらっていったよ!」と笑っていたかも 😉
今度、台北に行ったらもう一度この『お店』に行って、「お店ですか?事務局ですか?」って聞いてみないといけない。
あっ誰か、僕より早くこの『お店』に行く機会があったら、代わりに聞いてコメントしてもらえたりすると嬉しいです m(_ _)m
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