これまでに東京三大煮込みとして「岸田屋」「山利喜」「大はし」の記事を書いたけど、これに「大坂屋」「宇ち多゛」の二軒を加えた東京五大煮込みと呼ぶそうでアル。
まだ記事を書いてないが大坂屋の方は門仲と近い場所にあり、またそれほど行列でもないので東京駐在中に行けたのだが……
宇ち多゛の方がクセモノで場所も京成立石だわ、サラリーマンが行けそうな土曜日には数時間の行列なんて話もあり、結局行く事が出来なかった。
今回、平日に休みを取ってリベンジ。
って平日でもたいがいの行列ですやん!
とは言えある程度予想をして開店前しばらく前についたので、何とか一回転目に入る事ができました。
ってココの行列のシステムが凄い。
このお店、二つの通りに面していて入口も両方にあり、この両方に行列が出来る。
どちらから入ったかに寄って入れる席は決まっており、また列んでいる間に店員さんが何人連れかを確認しながら入った後にどの席に座るかまで決めて列ばせている。
更にはイチゲンさんには、最初に何を飲むかまで先に聞いておくと言った念の入れよう。
うーん、年季はいってる!
さてさて、学生の頃から試験勉強ですら前日からした事はほとんどなく、たいていが試験前の10分程度でノートと教科書のマーカーをチェックするぐらいのボク。
宇ち多゛さんについても立石に行く電車の中でiPhoneでチェック……
ふむふむ、もつ焼き=やきとんなんで部位がだいたい分かってる。
何々、他の店だと塩・タレぐらいなんだけど素焼き(素焼きにしてさっぱり醤油タレ)ってのがあるのか。
で、素焼きの場合はそれに更に酢をかけるかかけないか……
うん?おっと焼き方指定もあってそのまま普通か若焼き(レア気味)かよく焼きと。
あっ、って言うか「ナマ」なんてのもある。
これは本当のナマじゃなくてボイルだけした焼いてないやつの事か。
えっ、なに、煮込みも普通の注文だけじゃなくて「脂多め!」なんて指定も出来るのか……
なになに、お漬物も……紅生姜を乗せる乗せない……酢をかけるかけない……
むぅ、ギブアップ。
と思ったら、着物妻の効果か、一緒に入った常連さんが向かえに座って色々教えてくれた \(^o^)/
梅割りとぶどう割りで乾杯!
これは最初に絶対!とシンキって名前のナマのコブクロ、テッポウのセット♪
タンナマ。
なんじゃ、こりゃ。
うま〜♪
東京に行くようになってやきとんで豚のタンって旨いな〜って思ってたけど、これは初めて。
レバーボイル。
生レバーが食べられなくなった後のメニューのようですが……
これはこれはで激しくうまーっ!!!
煮込み、これは普通の。
う〜ん流石の五大煮込み。
うまいっす。
三大煮込み、五大煮込みと食べてますが同じ「煮込み」って料理名でもお店によってかなり違いがありますね〜
みんな違って、みんな良し♪
ナンコツとカシラを塩で。
そうそう、味付けのところで書き忘れましたが塩の場合は「辛塩」と塩辛めを頼む事もできるそうです。
常連さんの注文を聞いていると、もうワケワカメ (^^;
そうそう、宇ち多゛さんは最後までお皿を下げません。
最後にお皿の数で清算するんですね〜
ただでさえ狭いテーブルにぎゅうぎゅうに座っているので、自分が使えるテーブルのスペースは少し。
って事で食べ終わったお皿を重ねていって現在食べてる皿はその頂上に。
更に面白いのが同じ味付けの注文の場合、前の皿の残りとさらにタレや酢醤油などの次の更に移してから空いた皿を下の段に……
画像だと左奥がタレ、右奥が素焼き(醬油ダレ+酢)、手前が塩となります。
いやいや、ほんま、面白い店でした。
ごちそうさま〜 (-人-)
店名:宇ち多゛ (うちだ)
住所:東京都葛飾区立石1-18-8 仲見世商店街
営業:[月~金] 14:00~19:30頃(L.O)
[土] 12:00頃〜14:00頃
定休:日・祝
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